旦那さんに離婚を告げられた時、あなたはどうしていましたか?
そろそろ離婚かなと予想がついていた方にとっては「ついにきたか」という気持ちなのかもしれません。
ただ、ほとんどの奥さんには突然の出来事で、取り乱してしまったのではないでしょうか?
しかし話し合いから逃げることはできないので、まずはちゃんと向き合うこと。
そうすれば離婚をさけて、幸せな結婚生活に戻れかもしれません。
離婚を切り出されたのは、なにか問題が発生していることには間違いありません。離婚の話はその問題を解決するいい機会にもなります。
離婚は2人の合意のもとに成り立つ
旦那さんが離婚を切り出したからといって、独断で勝手に離婚はできないので安心してください。
お互いに離婚に前向きか後ろ向きかは別として、離婚に同意をして離婚届にサインと捺印をしなければ、離婚は成立しません。
要するに、あなたに離婚する意志がなければ離婚はできない。あなたが断れば結婚生活が続くということ。
結婚はお互いの合意がないと結婚できませんよね?
突然現れた男性が、「俺は君と結婚をする!」といっても、あなたが応じなければ結婚できません。それと同じでお互いに離婚に合意しなければ離婚はできません。
だからといって、ただ断って離婚をしたいと考えてる旦那さんと生活し続けるのも、あなたの理想とは違うのかもしれません。
ですので話合いをしましょう。そして結婚生活を続けたければ、問題を解決していきましょう。
離婚を切り出すのはとても勇気が必要なもの
ここでまず旦那さんの心中を想像してみます。
実は私は、離婚を切り出して離婚したことのあるバツイチの男です。
ですから、離婚切り出す旦那さんの気持ちはすごくわかります。
特に結婚生活が割とうまくいっている場合は参考になるでしょう。というのも私が離婚した家庭は夫婦の仲は良かったからです。
離婚を切り出すまでにたくさん悩んでいる
私の場合ですが、妻に離婚を切り出すまでには、相当多くの時間を悩み苦しみました。
- 妻の未来
- 子供の未来
- 自分の未来
において、離婚をした方が幸せになれそうだと感じる自分もいれば、結婚生活をこのまま続けたほうがいいのではないかという気持ちの両方が存在します。
頭の中に離婚の気持ちがあるのは、今の結婚生活に不満をもっていて、それを打破するには離婚しかないと感じているからです。
そして離婚をしたら妻を不幸するんじゃないか、子供を不幸するんじゃないかと悩み葛藤し、それでも離婚をしたい。だから切り出した。
私が離婚の話を切り出した時の妻の顔はあまり覚えていません。
おそらくとても平静を装ってくれていたと思います。
ただその時はもちろんですが、今もまだその時の妻の気持ちを思うと自分勝手な自分を思い出し、心がぎゅっと締め付けられて痛い。
ちなみに初めて離婚を切り出してから、実際に離婚をするまでは2年かかっています。
離婚を切り出して離婚に向けて話を進めていく中で、妻の一言が自分勝手な私の心をえぐり、もう少し頑張ってみるかと考え直してしまうからです。
ですから離婚を切り出している時点では、ある程度心の中で離婚を決めていますが、そこからの話合い次第では離婚を思いとどまる可能性の方が高いでしょう。
そのぐらい悩んで、切り出しているのです。
旦那に離婚を切り出されたらあなたがやるべきこと
ですから、あなたが離婚を望むなら離婚を進めるように誘導すればできるし、離婚をしたくないのならまだ引き返すチャンスはあります。
離婚を切り出されるのが1度目ではなく、もうなんども繰り返している場合は諦めて離婚した方がいいのかもしれませんが、1度目ならちゃんと話をすれば幸せな結婚生活に戻れるでしょう。
もちろん離婚に応じることもできますが、離婚する場合でもあなたはやるべきことがあります。
離婚に応じる
もし、もうあなたも結婚生活に限界を感じていて、離婚をしようと思っていても単純に離婚を受け入れるのではなく、やるべきことがあります。
それは浮気の調査です。
男性が離婚を切り出す時は浮気相手がいて、その女性と結婚したいから離婚をするというものがほとんど。
ただその浮気が知られてしまうと、慰謝料を支払わなければいけないし、さらに浮気相手にも慰謝料を請求されてしまう可能性があるから、それらしい理由をつけて離婚をしようとする男性が多いです。
お金をもっていない旦那さんだったら諦めた方がいいですが、もし貯金がありそうなら浮気の慰謝料はしっかりと取るべきでしょう。それはあなたが支えてきた証でもあるのだから。
離婚をするつもりでも、離婚を切り出されたらまずは断ること。
そして期限をきって結婚生活をもう一度してみようと提案してみましょう。その間に探偵に依頼をして浮気を調査すべきです。
離婚を断る
あなたがこれからも結婚生活を続けたいのであれば、離婚を断る必要があります。
断固として受け入れないことが大切。
離婚を確実に避けるためには返報性の原理を利用しましょう。返報性の原理とは、なにかをしてもらったら人間はお返しをしないといけないと思う性質のことです。
まずはちゃんと話を聞きましょう。なぜ離婚したいのか。離婚してその先はどうするのか。
旦那さんの話を、ちゃんと聞いてあげましょう。
そしてそれを解決する方法を提案して結婚生活を続ける方向で話をしてみます。
そこで折れてくれれば1番いいですが、それでもダメならまずは旦那さんの要求を1つ受け入れます。
「わかった。離婚をしましょう」と伝えてください。
これであなたは旦那さんの要求に答えました。ですから次は旦那さんが要求に応える番です。
そこで「その代わり離婚は1年後ね。あと1年結婚生活を続けてみて、いろんな改善をしてみてそれでもダメなら離婚します」と言えば、とりあえずは要求を飲んでくれます。
返報性の原理というのですが、ヒトは何かをしてもらったら返さないといけないという心理が働きます。
ですから旦那さんの大きな要求を受け入れれば、あなたの他の要求は受け入れるしかなくなります。
これで今すぐの離婚を避けられます。その上で1年かけて結婚生活をやり直しましょう。
もしこれでも今すぐ離婚するのだと言い張るのなら、それはなぜか確認しましょう。おそらくその答えはありません。
なぜなら離婚のタイミングを急ぐ理由は大抵の場合、浮気相手に早く離婚をしろと求められているからです。捨てられる前に離婚をしたいのです。
そんな理由に付き合ってあげる必要はありません。浮気を調査して、証拠を集め別れるように仕向けるのが正解です。
なぜ離婚をしたいのか
旦那さんは、なぜ離婚をしたいと思っているのでしょうか
それはもちろん旦那さんにしかわからないのですが、旦那さんが本心を話すかどうかは別です。
理由を言わずに「離婚をして欲しい」と伝えられることが多いようです。
ですから比較的に多い離婚する理由を書いておきます。
性格の不一致
1番多い理由はやはり性格の不一致でしょう。
結婚した当時は性格や好きなものがあって、仲良くできていても、結婚して数年経てば人間の性格は変わるものです。これは仕方がない。
それでも多くの夫婦は仲良く結婚生活を続けらています。
しかし性格が大きく変わった場合は、結婚生活を続けるのが難しいこともあります。
大抵の場合は女性がその変化を我慢しているケースが多いですが、男性が我慢している場合もあり、その我慢の限界がきた時に離婚を切り出します。
これが原因であれば、幸せな結婚生活に戻すのはそんなに難しくありません。
あなたが変わればいいのですから。
もちろん人が変わるのは簡単ではありませんが、一緒にいたいのであれば変わるしかありません。
ちゃんと話合い、期限を決めて、それまでにあなたが変わりましょう。
ただし、変われなければ、あなたの要求は通らないと思ってください。
旦那さんはすでに離婚の覚悟がありますので、あなたの要求を通すぐらいなら離婚をするからです。
離婚を避けるには一方的にあなたが変わる必要があります。
浮気相手と自由な恋愛がしたくなった
2つ目に多い理由が浮気相手と一緒に生活したり、堂々と付き合うために離婚をしたいというもの。
夫婦仲が上手くいっていても、いっていなくても浮気はあるもので、浮気が本気になってしまった場合に起こります。
浮気相手も既婚でW不倫であれば問題は起きづらいのですが、相手が独身だった場合は相手が痺れを切らして離婚を要求してくることもある。
だから急いで離婚をしたいと旦那さんが考えるのです。
これは一時の気の迷いである場合は多いのですが、本気になっていると人間は抑制が効かないもの。
特にあなたの話を聞かず、早く離婚したい。今すぐ離婚してほしい。などの場合は、浮気が離婚を切り出す理由でしょう。
離婚をして浮気相手と幸せになれるケースはわずかです。できれば、あなたが止めてあげるのがいいでしょう。
たいていの浮気は一緒にいれる時間などのせいで、1年以上続きませんから、いつか目を覚まします。
それまでは、さきほどの返報性の原理で耐えることをおすすめします。
趣味のために奥さんが邪魔になった
浮気以上に自分勝手な理由が、趣味のために奥さんが邪魔になり離婚を切り出したのではないでしょうか。私はこれが理由でした。
私は趣味を始めるとどっぷりハマるタイプで、そのために環境を変更したり転職をするほどです。
その時平穏な生活を送りたかった元妻は、生活が変わることを嫌っていました。
それに合わせてできるだけ生活の変化をさせないようにしていたので、私にとって数年間足枷に感じていました。
そして、ついに外出先で喧嘩をした時に、「限界だな」と感じて離婚を切り出すことに。
言い方をオブラートに包まなければ、趣味をするために妻が邪魔だったのです。ですから離婚をしてもらいました。
これは性格の不一致のうちに入るかもしれませんが、こういった理由の場合もあり、趣味にどっぷりハマるタイプは離婚する可能性が高いとも言えるでしょう。
性生活が満足できない
この他にセックスが合わない。セックスレスで我慢できないという離婚理由があります。
実は性生活に不満を持っているのは男性ではなく女性に多いのですが、男性は外で解消しているだけでしょうね。
浮気もしない風俗に行くお金もない男性は性生活に不満を募らせ、離婚を切り出す場合があります。
このケースではできるだけ、その欲求に応えてあげるのがいいでしょう。
離婚したくないなら旦那と別居は絶対にしてはいけない
あなたは離婚をしたくない。
それでも旦那さんは限界がきているので「離婚できないなら、まずは別居をしたい」と伝えてくる場合があります。
もし離婚をしたくないのであれば、別居はしてはいけません。
なぜなら別居は結婚生活が破綻していることを示唆するので、もし旦那さんが離婚を求めて裁判をした場合に、離婚が成立してしまいます。
そして別居中に浮気をしても、すでに結婚生活が破綻しているものとして取られ、浮気の慰謝料を請求できないこともあります。
ですから離婚をしたくないのなら、絶対に別居は受け入れるべきではありません。
そして離婚してもいいと思っていても、浮気の慰謝料を請求したいのならば、別居する前に浮気の証拠を掴んでください。
別居前から浮気していることを証明できなければ、浮気の慰謝料を取れませんから。
離婚したい理由がハッキリしない場合は、浮気調査するべき
離婚を切り出されて、理由を聞いても答えないとか、どうもよくわからない理由を並べてハッキリしない場合は、浮気をしている可能性が高い。
ですから浮気調査をして浮気の証拠を掴んでおけば、離婚を受け入れるにしても浮気の慰謝料を請求できるし、離婚を断るにしても有利に話を進められます。
なので、裁判で使える浮気の証拠を掴みましょう。
裁判で使えるのは不貞の証拠。ラブホテルに2人で出入りする姿を写した写真が必要です。
奥さんがそれを撮影するのは、不可能なので探偵に浮気調査を依頼するようにしましょう。
離婚に応じるにしても断るにしても、受け身にならずに行動しよう
離婚を切り出されたら、離婚に応じるにしても断るにしても、あなたは行動を起こす必要があります。
離婚に応じるにしてもまずは断って、浮気調査をすべきです。
そして離婚を断るのなら、理由を聞いてその理由を解決すべくあなたが変わるべきです。
理由が明確でない、もしくは浮気をしているのであれば、離婚までの時間を区切ってその間で努力してみるといいでしょう。
浮気であればその間に別れるでしょうし、離婚を切り出されたおかげで2人とも正直に話すことができて、結果として問題を解決できるきっかけになるかもしれません。
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